食物アレルギーの治療

Food Allergy

Step 1 原因物質を避ける

まずは原因物質を突き止め、取り除きましょう。

Step 2 食事療法・サプリメント

食事やサプリメントでアレルギーを起こしにくい体を作ります。

Step 3 漢方薬

症状が重く、ステップ1と2の効果を待っていられない場合には、漢方薬の力を借りることができます。

症状チェックリスト

まずは症状のチェックから。乾燥湿潤、どちらの症状が多いかがわかると、使用できる漢方薬を絞り込むことができます。

寒症状
  • 寒がり
  • 日の当たる場所を好む
  • 寒い日に元気がなくなる・症状が重くなる
  • 病変部や手足の先が冷たい
  • 怖がり
熱症状
  • 暑がり
  • 涼しいところを好む
  • パンティング
  • 病変部が赤く熱をもっている
  • 暑い日に元気がなくなる・症状が重くなる
  • 短気・攻撃的・不安症
  • 夢をよく見る
乾燥症状
  • 皮膚が乾燥・カサカサ
  • 被毛がパサつく
  • 粉のようなフケ
  • 若白髪が多い
  • 脱毛
  • ウンチが硬く水分が少ない
  • 舌が乾いている
湿潤症状
  • 病変部がジュクジュク
  • 皮膚が脂っぽい
  • 耳や皮膚が臭い
  • 唾液が多い
  • 大きいフケがでる
  • ウンチがゆるい・粘液が付いていることがある
  • 吐く・吐いたものが粘っこい
  • 肛門線が詰まりやすい
  • いびきをかく
ねこ

最初は「湿潤 + 寒」→ 後期「湿潤 + 熱」で進行するパターンが多いニャ

「乾燥タイプ」と「湿潤タイプ」に分かれるけど、どっちも「寒」→ 「熱」に進行するパターンが多いんだ

いぬ

おすすめの漢方薬

寒症状

乾燥症状

  • 四物消風飲
  • 逍遥散
  • 一貫煎
  • 補肝湯

寒症状

湿潤症状

  • 胃苓湯
  • 除湿胃苓湯(寒症状から熱症状への移行期に)
  • 補中益気湯(胃腸の弱りに起因する場合)

熱症状

乾燥症状

  • 四物消風飲
  • 普済消毒飲
  • 五味消毒飲
  • 当帰飲子
  • 知柏地黄丸(高齢犬の乾燥とかゆみに)

熱症状

湿潤症状

  • 仙方活命飲
  • 三仁湯
  • 四妙散
  • 龍胆二妙散(妊娠中・元気のない動物には使用しない)
早期または限定的に現れる症状に
  • 突然始まった早期のかゆみに:消風散
  • 腹痛を伴う下痢に:痛瀉要方
重度または長期化した痒みと熱症状に
  • 清営湯
  • 黄連解毒湯(重度の細菌感染が認められる場合。軽度の皮膚症状や元気のない動物には使用しない。)
ストロイド・抗生物質の副作用に
  • 四妙散(ステロイドにより湿潤症状が悪化した場合)
  • 人参養栄湯(ステロイドの長期使用による疲弊・冷え・消化機能の弱りに)
  • 除湿胃苓湯、四妙散、三仁湯または逍遙散(抗生物質の長期使用による消化器症状に)

Step 4 腸を修復 

免疫系全体の70〜80%を担う腸を正常化して再発の防止に役立てましょう。

ステロイドや抗生物質はいつ使う?

必要な時には怖がらずに使用。上手に使えば副作用も少なく、長期使用する必要もありません。

その他の治療方法

アレルギーの治療には他の方法も使用されています。