獣医師によるペットの自然食・自然療法ガイド

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これが基本!ワンちゃんの手作り食

2015/11/01

こちらが私たちがお勧めするワンちゃんの食事バランス。100頭以上の犬の食事の栄養分析、イヌ科動物の生物学・解剖学、小動物栄養学、東洋医学、臨床経験のすべての観点からたどって行き着いたゴールデンバランスです。

お肉・お魚などのタンパク質食品が主食で、野菜も多め。炭水化物は普通のペットフードよりもずっと少なくなっています。

犬の食事のゴールデンバランス

たんぱく質食品(+ 動物性脂肪)

私たち人間は動物性食品も植物性食品も食べることのできる雑食動物です。ワンちゃんも雑食動物ですが、私たちよりもずっと肉食動物に近く、カロリーの大部分を肉や魚などの動物性たんぱく質から補う必要があります。

ベジタリアン食(菜食)を与える場合は、豆や乳製品などの食品を活用しますが、肉や魚と同じ量のたんぱく質を補うには倍以上の量が必要です。

たんぱく質食品
(+動物性脂肪)

40〜60%

  • 肉・骨つき肉・・・鶏肉、ラム肉、牛肉、七面鳥肉など。生のまま与えるか、または軽く加熱します。脂身が多い場合や加熱調理する場合は、脂身を除きます。

 

  • 内臓肉・・・レバー、ハツ(心臓)、マメ(腎臓)など。内臓肉は天然のビタミン・ミネラル剤です。週に1~2回、肉や魚の代わりに主食として、または、主食の肉や魚に少量を毎日加える形で与えます。与える量の目安は体重1 kgあたり1日1 gずつ。

 

  • ・・・生で与える場合は、刺身用を選んで。調理する場合は骨を除きます。白身魚、青魚など旬に合わせていろいろな種類を。

 

 

  • ・・・黒豆、小豆、ひよこ豆、グリーンピースなど。加熱する必要があります。冷凍や水煮缶が便利ですが、塩などの調味料やBPAなどの化学物質が使われていないものを選びましょう。

 

  • その他・・・豆腐、カッテージチーズ、ヨーグルトなど
肉を生のまま与える際の注意事項うちの犬に必要なたんぱく質の量をチェック卵を与えるとお腹がゆるくなるのはなぜ?

野菜・果物

野菜や果物には天然のビタミン、抗酸化成分、抗炎症成分がたくさん詰まっています。上手に取り入れて病気を積極的に予防しましょう。見た目でたんぱく質食品と同じかやや少なめの量が最適です。

野菜・果物

30〜50%

ゆでるか蒸してから与える:

  • ブロッコリー
  • カリフラワー
  • インゲン
  • アスパラガス
  • にんじん
  • キャベツ
  • かぼちゃ
  • じゃがいも
  • さつまいも

生のまま与える:

  • ピーマン
  • パプリカ
  • すりおろしにんじん
  • アルファルファ
  • しいたけ
  • キャベツ
  • 果物
与えてはいけない野菜・果物

かぼちゃ、じゃがいも、さつまいも等のでんぷん質の多い野菜は太りやすい子は避けたほうがいいでしょう。

体重5 kgの例。人間用に野菜を蒸したついでに犬用にもカットして冷蔵庫に保存。約1週間分の野菜。

こちらの飼い主さんは1食分ずつ小分けして冷凍。

炭水化物食品

炭水化物食品

30%以下

犬では、米、小麦などの炭水化物食品の摂りすぎがさまざまな病気の原因になっています。特に太りやすい子は、量を控えめにするか、まったく与えなくてもかまいません。

  • 米・玄米
  • キノア
  • ソバの実
  • とうもろこしなど
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サプリメント・機能性食品

毎日の食事だけでは不足するビタミンやミネラルは特別な食品やサプリメントで補う必要があります。例えば、カルシウムは生骨で、セレンやビタミンEはナッツ類などの食品で補うこともできますし、人や犬用のビタミン・ミネラル剤を利用することもできます。

サプリメント

不足分

必ず加えるサプリメント:

  • カルシウム
  • ビタミンA
  • ビタミンD
  • ビタミンE
  • オメガ3脂肪酸
  • オメガ6脂肪酸

健康のために加えるサプリメント:

  • ナッツ類
  • コンドロイチン・グルコサミン
  • スピルリナ・クロレラ
  • ターメリック
  • 酵母フレーク
  • CoQ10
  • カルニチン
  • 海藻(ヨウ素)など

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