獣医師によるペットの自然食・自然療法ガイド

Naturally Healthy & Happy

2016-2017 ⓒ Wholly Vet ナチュラルアニマルヘルス

知っておきたい手作り食の危険性

UNDERSTANDING RISKS

食中毒

生ものを与える場合に注意が必要です。「犬や猫は人間よりも胃酸が強力だから多少腐っていても大丈夫なんですよね?」という声を時々耳にするのですが、残念ながらそうとは言い切れません。手作り食を食べているペットが病院を受診する理由で一番多いのは、嘔吐や下痢などの食あたり症状です。人間の食べ物と同じように衛生管理には十分気をつけてあげましょう。

ごく一般的な注意点をいくつか守るだけで、安全にローフードを実践することができます。

対 策

  • 購入後すぐに冷所に保存

肉・魚 ・卵など、生で与えるものは、購入後すぐに冷所に保存し、長時間室温で放置しないこと。購入の際には変色していない新鮮なものを選び、消費期限の確認も必ず行いましょう。

  • よく洗う

食材は流水でよく洗ってから使用します。また、準備の前後には調理器具や手指もよく洗いましょう。

  • 冷凍保存する

冷凍保存することで寄生虫などを死滅させることができます。肉を生で与える場合は必ず一度冷凍保存を行ってから与えてください。冷凍保存の期間は家庭用冷凍庫(-20℃)で最低3日。与える際は、前日から冷蔵庫で回答し、熱湯をかけて温めて与えます。冷たいまま与えないこと。

  • 豚肉・ひき肉は生で与えない

ひき肉は加工される段階で肉の内部まで細菌が入り込むため、感染のリスクが高くなります。豚肉も細菌や寄生虫に汚染されている危険性が高いため加熱してから与えましょう。

  • 刺身を利用する

魚を生で与える場合は、刺身用(生食用)として売られている新鮮なものを利用します。内臓や頭部(特にエラ)は避けましょう。

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