獣医師による手作り食・自然療法ガイド

チキン & ライス

 体を温める犬と猫の冬の薬膳ごはん

寒い季節や寒がりの犬猫におすすめのレシピです。生ではなく調理して与えると温める効果がアップ。

鶏肉が胃腸を温めると同時に、キャベツ・大根・しいたけが消化を助けてくれるため、消化不良を起こしやすい子や疾患の回復期にもおすすめです。

  • 胃腸に優しい
  • 温める

  • 内臓肉を使用
  • 卵使用

 

 時間:30〜50分   犬レシピ |  猫レシピ |  作り置き |  グルテンフリー |  鶏肉 

適していません
  • 鶏肉アレルギー
  • 卵アレルギー

 犬用レシピ    猫用レシピ 


 犬用レシピ 

材料

鶏胸肉(皮なし) 500 g
鶏レバー 50 g
鶏ハツ 50 g
腎臓肉 50 g
2 個
炊いた玄米または白米 400 g
キャベツ 2 カップ(約 180 g)
大根 1 カップ(約 120 g)
椎茸(または舞茸) 5 個(約 90 g)
しょうが 1 かけ
植物油 大さじ 2

作り方

  1. 鶏胸肉、内臓肉を水で洗い、一口大に切る。
  2. 野菜を洗い、小さめに切る。軽くゆでるか蒸す場合は場合は大きめでもよい。
  3. 材料を全て混ぜ合わせ、1回分ずつに分けて冷凍保存する(与える前に最低3日間は冷凍保存すること)。
  4. 与える前日に冷蔵庫に移し、解凍する。室温で解凍しないこと。
  5. 解凍するのを忘れた場合は、ジップロックなどの袋に入れてぬるめの流水にさらす。
  6. 与える際に熱湯少々を混ぜて、室温〜体温くらいの温度に調節する。冷たいまま与えると消化不良の原因になるので気をつける。

  1. 鶏胸肉、内臓肉を水で洗い、一口大に切る。
  2. 野菜を洗い、しょうがはみじん切り、その他は一口大に切る。
  3. 大きめの鍋に1・2の材料をすべて入れ、材料の半分くらいの水を足して強火にかける。
  4. 沸騰したら弱火にし、すべての材料に火が通るまで10~15分ほど煮込む。
  5. 最後にごはんを入れて、5分ほど煮て火を止める。
  6. 祖熱が取れたら植物油を混ぜ、1回分ずつ煮汁も一緒に小分けする。2~3日以内に与えるものは冷蔵保存、それ以外は冷凍保存する。
  7. 与えるときは、小鍋で火にかけるか、熱湯を混ぜて室温~体温くらいに温める。

カロリー

全量 = 2000 kcal(1/6量 = 333 kcal)

体重 1日量
5 kg 1/6量
8 kg 1/4量
10 kg 1/3量
20 kg 1/2量
28 kg 2/3量
30 kg〜 3/4量

  • 避妊去勢済み・普通の運動量の場合
  • 骨やおやつを与えられるよう少なめの計算になっています。
  • 1日2食の場合は、この半量を1食分として与えます。
  • 手作り食を初めて与える場合は、1週間おきに体重を計り与える量を調節しましょう。

 ライフステージ・体重別の栄養計算はこちらから 

たんぱく質 43%
脂質 16.5%
炭水化物 40%

1000 kcal あたりの栄養(玄米・しいたけ・紅花油を使用した場合)

必要なサプリメント

MEMO

 サプリメントガイド 

  • 内臓肉が手に入らない場合は、普通のお肉で置き換えて。この場合、ビタミンAもサプリで補う必要があります。
  • 白米は胃腸が弱くてなかなか太れない子におすすめです。太りやすい子は玄米にするか、なしでも構いません。
  • キャベツを与えすぎるとオナラが出やすくなる場合があります。ブロッコリーや人参、季節の野菜で置き換えましょう。

内臓肉給与ガイド

初めての方へ

手作り食の危険性を知って安心安全

みる

栄養自動計算機

うちの子に必要なカロリーや栄養素の量は?

みる

サプリメントガイド

手作り食に不足しがちな栄養素をチェック

みる


 猫用レシピ 

材料

鶏もも肉(皮つき) 500 g
鶏レバー 50 g
鶏ハツ 100 g
腎臓肉 50 g
2 個
炊いた玄米または白米 100 g
キャベツ 30 g
大根 30 g
椎茸(または舞茸) 1 個(約 20 g)
しょうが 1 かけ
植物油 小さじ 1

作り方

  1. 鶏肉、内臓肉を水で洗い、一口大に切る。
  2. 野菜を洗い、小さめに切る。軽くゆでるか蒸す場合は場合は大きめでもよい。
  3. 材料を全て混ぜ合わせ、1回分ずつに分けて冷凍保存する(与える前に最低3日間は冷凍保存すること)。
  4. 与える前日に冷蔵庫に移し、解凍する。室温で解凍しないこと。
  5. 解凍するのを忘れた場合は、ジップロックなどの袋に入れてぬるめの流水にさらす。
  6. 与える際に熱湯少々を混ぜて、室温〜体温くらいの温度に調節する。冷たいまま与えると消化不良の原因になるので気をつける。

  1. 鶏肉、内臓肉を水で洗い、細かく切る。
  2. 野菜を洗い、みじん切りにする。
  3. 大きめの鍋に1・2の材料をすべて入れ、材料の半分くらいの水を足して強火にかける。
  4. 沸騰したら弱火にし、すべての材料に火が通るまで10~15分ほど煮込む。
  5. 最後にごはんを入れて、5分ほど煮て火を止める。
  6. 祖熱が取れたら植物油を混ぜ、1回分ずつ煮汁も一緒に小分けする。2~3日以内に与えるものは冷蔵保存、それ以外は冷凍保存する。
  7. 与えるときは、小鍋で火にかけるか、熱湯を混ぜて室温~体温くらいに温める。

カロリー

全量 = 1977 kcal(1/8量 = 247 kcal)

体重 1日量
4 kg 1/9量
5 kg 1/8量
6 kg 1/7量
8 kg 1/6量

  • 避妊去勢済み・普通の運動量の場合
  • 骨やおやつを与えられるよう少なめの計算になっています。
  • 1日2食の場合は、この半量を1食分として与えます。
  • 手作り食を初めて与える場合は、1週間おきに体重を計り与える量を調節しましょう。

 ライフステージ・体重別の栄養計算はこちらから 

たんぱく質 43%
脂質 42%
炭水化物 13%

1000 kcal あたりの栄養(紅花油・白米を使用した場合)

必要なサプリメント

MEMO

 サプリメントガイド 

  • 内臓肉が手に入らない場合は、普通のお肉で置き換えて。この場合、ビタミンAもサプリで補う必要があります。

内臓肉給与ガイド

初めての方へ

手作り食の危険性を知って安心安全

みる

栄養自動計算機

うちの子に必要なカロリーや栄養素の量は?

みる

サプリメントガイド

手作り食に不足しがちな栄養素をチェック

みる