獣医師によるペットの自然食・自然療法ガイド

Naturally Healthy & Happy

2016-2017 ⓒ Wholly Vet ナチュラルアニマルヘルス

人・犬・猫 家族みんなで楽しむごはん

鮭のブルーベリーソース添え

2016/11/01

がん、皮膚病、関節炎、心臓病などさまざまな病気の改善や予防効果があるオメガ3脂肪酸が豊富な鮭と抗酸化力抜群のブルーベリーを使ったレシピです。

がん、皮膚病、関節炎、心臓病などさまざまな病気の改善や予防効果があるオメガ3脂肪酸が豊富な鮭と抗酸化力抜群のブルーベリーを使ったレシピです。

時間:30分

材 料

人・動物共通

  • 生鮭の切り身

人数分+犬猫の分

  • 生または冷凍ブルーベリー

1カップ
冷凍の場合は解凍しておく

  • 植物油

大さじ1

  • はちみつ

大さじ1/2

  • 付け合わせの野菜・ハーブ

適宜

人用

  • リンゴ酢またはライム果汁

大さじ1/2

  • 塩こしょう

少々

うちの犬猫に必要な魚の量をチェック
作り方
  • 人用の鮭に塩こしょうを振ります。犬猫用は塩こしょうの必要はありません。

 

  • ブルーベリー、植物油、はちみつをミキサーに入れて滑らかになるまで混ぜます。混ざりにくい場合は水を少々足します(大さじ1程度まで)。人用と犬猫用に半分に分け、人用の方には酢またはライム果汁を混ぜ合わせます。(犬猫にも酢やライム果汁を与えることはできますが、嫌う子が多いです。)

 

  • フライパンに油少々を熱し、鮭の両面を焼きます。ベーキングシートに乗せてオーブンやトースターで焼いても、スチーマーや鍋で蒸すこともできます。

 

  • 中まで火が通ったら皿に移し、ブルーベリーソースをかけ、付け合わせ野菜を添えて食卓へ。
がん、皮膚病、関節炎、心臓病などさまざまな病気の改善や予防効果があるオメガ3脂肪酸が豊富な鮭と抗酸化力抜群のブルーベリーを使ったレシピです。

犬用。サーモンや野菜は食べやすい大きさに切って。体重10kgでサーモン100 gと同量の野菜を使用(食事回数は1日2回)。これにデイリーサプリメントを加えて混ぜ、温かいうちに与えます。このメニューの日はオメガ3・6脂肪酸、ビタミンEをサプリで与える必要はありません。

がん、皮膚病、関節炎、心臓病などさまざまな病気の改善や予防効果があるオメガ3脂肪酸が豊富な鮭と抗酸化力抜群のブルーベリーを使ったレシピです。

こちらは猫ちゃん用。お刺身が好きな子なので刺身用サーモンを使っています。体重 3 kgでサーモン 50 gと野菜少々を使用(食事回数は1日2回)。熱湯少々をかけて温めてから、デイリーサプリメントを加えて与えます。このメニューの日はオメガ3・6脂肪酸、ビタミンEをサプリで与える必要はありません。

抗酸化力抜群のブルーベリーを使ったレシピです。

余ったブルーベリーソースは冷蔵庫で保管して1週間以内に使用してください。手作り食やペットフードにかけるだけで、天然の抗酸化サプリとしてお使いいただけます。人用のビネグレットソースは、鶏肉・豚肉・鴨肉など、さまざまな肉料理にも使用していただけます。

栄養情報

サーモンは、漢方医学でいう「血」と「気」を養ってくれる食べ物です。「血」はいわゆる赤血球や白血球などの血球成分だけではなく、血脈中に含まれるさまざまな栄養成分を含めていい、全身の組織に栄養を運び潤す役割を果たしています。「気」は、全身を流れるエネルギーで、体内のさまざまな生理機能、動く、考える、感じるといった活動、そして生命そのものの維持に欠かせない根源的なものと位置付けられています。「血」を全身に行き渡らせるのも「気」の作用の一つです。

「血」も「気」も食物から作られます。私たちが診療で出会う病気の犬猫は、「血」も「気」も欠乏していることが多く、さまざまな病気の原因になっています。これは、ペットフードに犬猫には不要な成分(穀類などの炭水化物)が非常に多く含まれていることと、加熱処理の過程でビタミンなど多くの必須栄養素の新鮮さが失われてしまうためです。

そのため、生命に欠かせない血液や栄養成分、エネルギーを充分に作ることができず、その一方で余分な成分が体の酸化や糖化を促すとともに、体に不要なもの(脂肪や浮腫)として蓄積していき、循環系のスムーズな流れを妨げるようになります。

サーモンは、そんな犬猫にぴったりの食べ物です。手作り食をあげている子であれば、心身のバランスが取れた健康な体を作ってくれます。ペットフードを食べている子であれば、サーモンのお刺身をたまにフードに混ぜてあげるだけで、いろいろな病気を防いでくれるでしょう。ただし、今日では海洋汚染が進んでいるため、サーモンの脂肪には水銀などの有毒な重金属が蓄積しています。人も犬猫も週1~2回程度の摂取にとどめるとよいでしょう。

ブルーベリーは、ペットフードの酸化作用を抑制し、これらの不要なものが蓄積して循環を妨げ、熱となって体の中にこもるのを防いでくれます。

もちろん、手作り食をあげている犬猫でも抗酸化物質は重要な役割を果たしています。「酸化」は、私たち人間を含めて、酸素を呼吸で取り入れてエネルギーの生成過程に利用している動物の体内で常に起こっている自然な現象ですが、これに加えて、現代の犬猫は環境汚染受動喫煙などの酸化環境に常にさらされています。

酸化により細胞や遺伝子レベルでのダメージが起こり、加齢に伴いダメージを修復する機能や酸化そのものを抑制する機能が衰えると、酸化ダメージが蓄積していき、活動性の低下などの老化現象や、がん、心臓病、生活習慣病などの病気として現れるようになります。

年をとっても健康で元気に過ごしてもらうために、抗酸化物質を多く含む果物や野菜、ビタミンEなどの抗酸化サプリを欠かさないようにしましょう。

サーモンの栄養

生・100 g中

タンパク質 20〜22 g
オメガ3脂肪酸 1.0〜3.0 g
オメガ6脂肪酸 0.1〜0.5 g
カルシウム 8〜14 mg
メモ

ブルベリーソースにひまわり油、紅花油などを使うと、オメガ6脂肪酸(リノール酸)ビタミンEもたっぷり補えます。

WhollyVet.comは最新獣医学と自然療法を安全に併用していただくことを目的とした飼い主様・獣医師様向けの情報サイトです。
本サイト内の情報は有資格の獣医師による審査を経て掲載されています。

2016-2017 ⓒ Wholly Vet ナチュラルアニマルヘルス