獣医師によるペットの自然食・自然療法ガイド

Naturally Healthy & Happy

2016-2017 ⓒ Wholly Vet ナチュラルアニマルヘルス

人・犬・猫 家族みんなで楽しむごはん

ラム & アップル

2016/10/01

良質なタンパク質と脂肪が摂れるラム肉とこれから旬を迎えるリンゴ。人用の食事の準備をしながら、犬猫の食事も一緒に作れるレシピです。

良質なタンパク質と脂肪が摂れるラム肉とこれから旬を迎えるリンゴ。人用の食事の準備をしながら、犬猫の食事も一緒に作れるレシピです。腫瘍の予防効果が期待できるローズマリーも一緒に。

時間:50分

材 料

人・動物共通(2人分 + 犬猫用)

  • ラム肉かたまり 約 500 g(大型犬の場合はもう少し多めに準備)
  • りんご 2~3個
  • ローズマリー 大さじ1~2
  • キノア 1カップ(白米や玄米でもOK)
  • ブロッコリー、アスパラ、人参など、付け合わせの野菜 適宜

人用

  • オリーブオイル 大さじ2
  • たまり醤油または普通の醤油 大さじ1
  • 粒マスタード 大さじ1
  • 塩こしょう 少々
  • 竹串
作り方

人用

  • ローズマリーをみじん切りにし、ひとつまみ分を犬猫用に残して、オリーブオイル、醤油、粒マスタード、塩こしょうと混ぜます。

 

  • ラム肉を2~3 cm の 角切りにし、1. に漬けます(犬猫の分は残しておく)。

 

  • キノアを洗って水を切ります。水2カップを鍋に入れて沸騰させ、キノアを入れて弱火にし、水分がなくなるまで約15分ゆでます。キノアがなければ、ご飯でも大丈夫です。

 

  • 付け合わせの野菜を準備します。

 

  •  りんごの芯を除き、くし型切りにして、ラム肉と交互に竹串に刺し、グリルまたはフライパンで両面を焼きます(焼き加減は好みで)。付け合わせの野菜とキノアと一緒に皿に盛りつけます。
良質なタンパク質と脂肪が摂れるラム肉とこれから旬を迎えるリンゴ。人用の食事の準備をしながら、犬猫の食事も一緒に作れるレシピです。

人用。竹串は動物に与えないように。

犬・猫用

  • ラム肉を一口大に切ります。生で与える場合は、熱湯少々をかけて温めます。調理する場合は、フライパンで表面を軽く焼き付ける程度にします。

 

  • キノアを加えます。犬の場合はラム肉の半分くらいの量まで、猫の場合は大さじ1までを目安にします。

 

  • 残りのりんご、付け合わせの野菜を加えます。犬の場合は、ラム肉と同じ量まで好きなだけ、猫の場合はひとつまみずつ。

 

  • ローズマリーをふりかけ、その他の必要なサプリメントを加えてよく混ぜて与えます。
うちの犬猫に必要なラム肉の量をチェック
良質なタンパク質と脂肪が摂れるラム肉とこれから旬を迎えるリンゴ。人用の食事の準備をしながら、犬猫の食事も一緒に作れるレシピです。

犬用。猫用の場合は野菜とリンゴの量を減らして。

栄養情報

ラム肉は、脂肪を燃焼するカルニチンのほか、亜鉛、ビタミンB12、ナイアシン、セレンなどの栄養素を比較的多く含みます。また、牧草で育てられたオーストラリア産やニュージーランド産の輸入ラム肉はオメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸も豊富で、良質な動物性脂肪源となるため、犬猫の主食としておすすめです。

漢方医学では、ラム肉は血液や”気”の元となり、体を温める作用があると言われています。

りんごは、抗酸化成分であるフラボノイドを多く含んでいます。また、水溶性食物繊維のペクチンが消化管内でゲルを形成するため、栄養分の消化や吸収がおだやかになります。ただし、ペクチンは大腸で細菌によって発酵されやすいため、腸内ガス(おなら)が気になる犬猫では避けるようにしましょう。

漢方医学では、りんごは消化機能を助け、消化不良や食欲不振の改善に役立つと言われています。また、消化機能を助けることで、食物から血液などの体液やエネルギー(気)を作り出すのに役立ち、ラム肉で生じた熱を間接的に中和してくれる作用があります。

りんごの皮は、痰と熱の解消に役立つといわれています。この「痰」が蓄積した状態は、人でも犬猫でもさまざまな疾患の原因となっていることが非常に多いため、予防のためにぜひ普段からりんごを食事に取り入れてください。

無農薬のりんごがおすすめですが、手に入らない場合は、ブラシなどで表面をよく洗ってから皮ごと与えましょう。

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